ごたくは無用だけど聞きはするぜ

眠い、今日も瞼が閉じてしまいそー。けど、寝る訳にはいかん。俺は生粋の麻雀プレーヤー!プロのごとき、気高きプライドが…こんな所で眠る訳には…絶対駄目。

「もう寝ろよ。番組待ち?後々、再配信を見れば。滅茶苦茶時間と体力無駄」面子よ、起きて体感する、これぞ醍醐味!理解出来るか?

「別に」やはり女子か。けどな、父も大人。放送局に惑わされたとあらば恥。これは自分の決意。決して流されたわけじゃありません。

「ごたくは無用だけど、どーせそのまま落ちるやろ?部屋の電気消すの、誰がやっとると」あー、充分感謝よ。

でも、俺を待ってる、な?見逃せよ。「却下、二連続は受け付けん。いー加減諦めろ!」流石我が娘、厳しい。でも、負けぬぞ!

期待に応えます。「もう、電気消すね!」止めろー、何も見えねー。本当、強引過ぎっぞ!

「変な事言わんといて!全く…いつまで子供気分?」馬鹿にはしちゃあかんぞ、優しく見守れ。